第128回 EMSの通関保留など、EMSのステータスについて

 

EMSの通関保留、通関手続き中、国際交換局から発送、通知書発送、などについてそれぞれのステータスについて解説します。

 

→初めてブログを見る方はこちらを確認ください←

 

 

まず、輸入転売をやられている方の多くはEMSで商品をセラーさんから送ってもらっていると思います。中にはDHLなどで送ってもらっている人もいるかもしれませんね。僕はEMSだったりDHLだったり、色々ですが8割はEMSです。

そんなEMSですが、EMS追跡サイトでEMSの配送状況を確認すると「通関保留」「通関手続き中」なんてステータスが色々と出てくることがあります。それらについてこちらの記事では、どういった状態なのか、どういった対応をすればいいのかについて解説をしていきますので参考にしてください。ちなみに、今回は「輸入」の際に表示されるステータスについて重点的に紹介していきます。

 

 

 

 

【通関手続き中】

 

国際交換局で、輸出や輸入の手続きが必要な場合に表示されます。

※国際交換局=国際郵便の交換業務を専門に取り扱う「国際郵便交換局」のこと。メインの拠点は「新東京国際空港郵便局」で、他には「川崎東郵便局」、「中部国際郵便局」、「大坂国際郵便局」、「新福岡郵便局」、「那覇中央郵便局」などがある。

 

 

僕らは基本的に待つことしか出来ません。通関業務の別拠点に輸送される場合は「保税運送中」なんて形で表示されることがあります。(僕の経験上、本来到着するはず出なかった拠点に商品が到着すると、保税運送中になることが多いです。本当は東京着が一番近いのに、大阪に到着してしまった、なんて時です)

「通関手続き中」はそれぞれの拠点ごと(上記参照)で行われて表示されます。ですので何かしらの2次検査・3次検査が行われていると、直接荷物が来ることは殆ど無く、何かしらの手続き、関税がかかったりする可能性が高いです。検査には基本的に時間がかかるものと思っていた方がいいでしょう。

 

 

 

 

【通関保留中】

 

表示されるステータスで困ってしまうのがこれです。通関保留中と言うのは、「通関手続き中」で行われた検査で、通関作業(税関による検査)がすぐに終わらなかったことを表しています。翌日に再検査をするか、書類の提出が必要になるかはケースバイケースです。

この状態になってしまったら、関連施設に問い合わせをすることをおススメします。輸入転売など、物販をやられている場合は可能な限り早く商品を手にして販売したいですからね。

その際の対処法については後述しますので最後までお読みください

 

 

 

【税関から通知書発送済み】

 

「通関保留中」になり、その荷受人(荷物を受け取る人)に連絡が必要になった場合に表示されます。税関から、返信が必要と記載された簡易書留で商品の受取先住所に書類が届きます。

書類の中身を確認し書類の内容をよく確認して、必要書類の準備・電話などをして商品の配達を依頼することが可能です。

返信をしなかったりすると、輸入不許可、となり発送国へ返送されてしまいます。また連絡をしたとしても国内への持ち込みが禁止されている製品だと滅却処分されることもあります。返答次第では、条件付きの輸入許可や、無いよう品没収の上での荷物配達になる事があります。

 

 

 

 

【主な通関保留の原因】

 

○必要書類の不足

・・・関税をかける際に必要となる情報が記載された書類が不足している場合です。金額が不明、荷物の中身が不明、なんて状態になるとこれを理由に通関保留になります。

 

○書状扱いなのに物品が入っており、税関告知書が付いていない

・・・額面上は書類関係なのに、実際は物品が入っており関税をかける必要がある、なんて場合です。

 

○薬事法に抵触する恐れのある製品の可能性があるとき

・・・日本の薬事法に抵触する製品(薬品・化粧品・香水類など)の可能性があるときは、それを確認するための書類等の提出が必要になります。

 

○ワシントン条約に抵触する品の恐れがある場合

・・・これも薬事法の場合と同一です

 

○自分の荷物を海外から国内に送ったなどの、別送品かどうか

・・・少し分かりづらいかもしれませんが、詳しくは税関のHPで確認してみてください。こちらから確認できます

 

○食品衛生法に抵触する品の恐れがある場合

・・・薬事法、ワシントン条約の場合と同一です。輸入転売の場合に気を付けなければいけない可能性ですね。

 

○知的財産権に抵触するような、ニセモノ・偽ブランド品の可能性がある場合

・・・偽ブランド品の恐れがある場合、通関保留になります。ちょっとした知識ですが、偽ブランド品の扱いについては「流布・販売・第三者への譲渡」などが法律に抵触します。言い換えると個人使用の目的の範囲内であれば海外から偽ブランド品を購入して輸入しても問題ない、ということになります。

 

 

 

 

【通関保留中の対処方法】

 

通関保留になってしまうと、商品の流れがストップしてしまいます。輸入転売をやっている人間の視点からすると、そういった事態は可能な限り避けたいところです。早い段階で商品を回転させて売り上げをたて、次回の仕入れに回したいですからね。税関からの書類到着を待っていてもいいのですが、実は通関保留中でも僕らに出来ることが多数あるので紹介したいと思います。

 

①通関保留中になった荷物の追跡番号を控えて、東京外郵出張所に電話する

正確にいうと

東京外郵出張所通関第1部門(通関担当)

になります。

 

 

僕の経験上、多くの商品はこちらの窓口で対応されています(九州・沖縄、関西は違うかもしれません)。

通常であれば、荷受商品に問題があって通関保留になると、税関から発行される「通知書番号」が必要になります。つまり、税関からの通知書が到着しない限り、僕らは対応のしようがないわけです。

しかし、こちらの窓口に連絡をするとEMSの追跡番号だけで対応をしてくれます。

 

 

②通関保留になっている理由を確認する

 

前述のようにEMS追跡番号だけで通関保留となってしまった荷受品の対応をしてくれます。そこで通関保留になってしまった理由を確認しましょう。

先ほど紹介した通関保留になる原因のうち、どれが原因で通関保留になってしまっているのかを確認しましょう。

また、原因ごとにどんな書類を準備する必要があるのかも、問い合わせをすれば教えてもらうことができます。

 

 

③通知書番号を教えてもらい、対応をする

 

東京外郵出張所通関第1部門(通関担当)では、EMS番号のみで対応を受けることができますが、必要書類の提出の際は、税関からの通知書番号が必要になります。

これは聞けば教えてくれるので確認しておきましょう。

 

 

④必要書類の準備や送付を行い完了

 

通関保留になった原因を解決するための書類を準備します。FAXでの送付でも対応をすることが出来ます(ケースによっては出来ない事もある)

これにて通関保留が解除されます。

僕は当日中に電話→書類の準備、で商品を発送してもらうことが出来ました。

 

是非参考にしてみてください。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です